女子サッカー漫画『さよなら私のクラマー』5月に連載スタート。
また一つ、女子サッカー漫画が生まれます。
【記事】さよなら私のクラマー:「四月は君の嘘」作者が女子サッカーマンガを新連載(まんたんウェブ)2016/04/06
http://mantan-web.jp/2016/04/06/20160405dog00m200025000c.html
タイトルに入っている「クラマー」というのは、2015年に亡くなった「日本サッカーの父」と呼ばれているデットマール・クラマー氏と関係があるのでしょうか。ドイツ出身のクラマーは、1940年に、1964年に東京オリンピックを控えていた男子の日本代表を強化するために代行監督として招聘されて、日本へやってきています。当時の教え子の中に、釜本邦茂氏がいます。東京五輪ではベスト8の成績を勝ち取り、クラマーは帰国。クラマーが残した提言を元に、1965年には日本サッカーリーグが発足。クラマーの指導を受けたコーチや選手などを中心に構成された日本代表チームで臨んだ1968年のメキシコオリンピックでは、銅メダルを獲得。日本で最初のサッカーの隆盛期といっていいのかな。この経歴を見ると、「日本サッカーの父」と讃えられるのも分かりますね。そんなクラマーが、どんなふうに関わってくるのか? それともこないのか? 面白い漫画になるといいですね~。
追記です。コミックスの1巻が発売になりました。面白いです!! Kindle版で初めて漫画読んでみましたが、悪くなかったし。総合文芸誌(書籍紹介の雑誌と認識してますが)「ダ・ヴィンチ」でも好評な様子で、以下の記事が出ています。近所の書店で見たら、発売当時は2冊棚に刺さっているだけだったんですが、最近、平積みになって、しかも試し読みの冊子までついているのを見かけました。女子サッカーが陥りつつある「右肩下がり」、でも女子サッカーは確実に日本各地に根付きつつあると思っています。女子サッカーの未来に思いを馳せる上でも、続きが楽しみです。
【記事】日本女子サッカー再興の切り札!『さよなら私のクラマー』に込められた熱き想い(ダ・ヴィンチニュース)2016/09/11
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