十文字サッカーフェスティバル。

正式名は「十文字国際ユースサッカーフェスティバル 2016」だそうです。このタイトルでの開催は今年が初めてのよう? 男子の部もあります。先に、サッカーキングで採り上げられた記事を。

【記事】十文字が豪高校選抜に快勝…鈴木が2ゴール1アシストの活躍/十文字サッカーフェス女子(サッカーキング)2016/01/21

http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20160121/393485.html

【記事】ASエルフェンが十文字に6発快勝/十文字サッカーフェスティバル女子(サッカーキング)2016/01/23

http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20160123/394179.html

【記事】西山裕香のハットなど4発快勝…ASエルフェンが優勝/十文字サッカーフェスティバル女子(サッカーキング)2016/01/24

http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20160124/394551.html

優勝は、ASエルフェン埼玉マリだったようです。

大会名に国際とつくだけあって、女子はオーストラリア高校選抜も参加。十文字というと、今季なでしこリーグ1部に上がってくる長野に所属していて、リーグの2部で2年連続(2014年はチャレンジリーグ、2015年はなでしこリーグ2部)得点王の横山久美選手の出身校ですね。女子の参加チームは、十文字、オーストラリア高校選抜、ASエルフェン埼玉マリ、東京U-17トレセンのよう。十文字は今年の高校選手権にも出場した高校ですし、オーストラリア高校選抜はその名の通り、ASエルフェン埼玉マリは、ユースの大会ではよく見かけるASエルフェン埼玉の下部組織です。最後のトレセンって(各スポーツで耳にはするけど)なんだろう? ということで調べてみたのですが、以下の記事が、サッカー界のトレセンについてかなり詳細に説明してくれています。クラブチームとは別に、JFA傘下の地域のサッカー協会が選手を集めてトレーニングするシステム、とでも言えばいいのか。これに「ナショナル」がついてナショナルトレセンに選抜されるとなると、なでしこのアンダー世代の予備軍に近くなるようです。ふむー。U-12とかだと、男女混合のようですね。

【記事】トレセンってつまり何?(ジュニアサッカーNEWS)2015/10/19

http://www.juniorsoccer-news.com/post-457/

それともう一つ、このような大会がなぜ開催されたのかが気になったのですが、この大会は「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)の認定事業」なのだそうです。「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」とは、説明をしてくれている十文字関係の方のブログから一部を引用させていただくと(SFTの公式HPでは簡単な説明しかないので)、

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催国として、2014年から2020年までの7年間で、開発途上国をはじめとする100カ国以上の国において、1,000万人以上を対象に、世界のよりよい未来のために、未来を担う若者をはじめ、あらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメントを広げていく取り組み。外務省とスポーツ庁が連携し日本国政府が主導するプログラムである。

【記事】国際ユース開催の背景(ブログ「Mellow Time」)2016/01/19

http://ishiyama.jumonji-fc.org/?eid=1116530

とのことで、2020年の東京オリンピック・パラリンピックと関連があるプログラムなんですね。サッカーキングが唐突な感じでこの大会を採り上げているのも、そうした背景があるからかもしれません。SFTの公式HPを見ると、すでに様々なスポーツでの実績例があります(まだここには今回の大会のことは載っていませんが)。今の高校生たちはまさに東京五輪に出場する可能性の高い年代の選手たち。2020年に向けて、国のレベルでもいろいろなことが動いているんだなぁと思いました。

nadeshiko mini news

女子サッカーがいつも見えるところに。

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