JFAでの取り組み。
JFAが行った、及び行おうとしている面白い取り組みについて、3本(すみません、取りこぼしたものがあったので、編集しなおしました)。
1本目は、なでしこひろばの試みで。なでしこひろばについては、以前にも別エントリーで触れましたが(*)、定期的に女子サッカーのイベント等を開催する地域の活動を、JFAが「なでしこひろば」と認定して補助していく活動のことです。詳しくは公式サイトをご覧ください。今回は、クーバー・コーチング・サッカースクールと組んでの開催をご紹介。クーバー・コーチングによるサッカー指導については、宮間あや選手の関わるサッカーアカデミーのエントリーで少し触れましたが(*)、JFAとも協力関係にあるんですね。クーバー・コーチング・サッカースクールでは普段は男女混ざって練習しているそうですが、2011年から女の子を対象にしたクリニックを開始、2014年からなでしこひろばとして開催しているそうです。なでしこひろばでは、経験を問わないため、より広くサッカーを楽しんでいただけているとのこと。
【記事】JFAなでしこひろば クーバー・コーチング・サッカースクール京都南校で開催(JFA)2016/02/12
http://www.jfa.jp/news/00008829/
2つめ、JFAアカデミーでの取り組み。中学生の女子を対象としているJFAアカデミー今治では、「ライフスキル講習」なるものを定期的にやっているようです。今回は、絵や写真のみで自分を表し、発表で3分以上話すという「わたしのコラージュ」や、「イメージショット」という、出てきた絵を3秒間だけ見て連想されるものを15秒間書くというゲームを土台にして「マインドマップ」なるものを作成。いずれも自分を認識し、表現するプログラムのようです。凝り固まった頭と心を柔らかくするのに効きそう、自分がやりたいくらいです(笑)。
【記事】JFAアカデミー今治 ライフスキル講習を実施(JFA)2016/02/16
http://www.jfa.jp/news/00008863/
3つめは、3月6日に大阪市で開催されるシンポジウム。内容はタイトルの通り。昨年10月に改訂した「なでしこvision」の柱として、「なでしこジャパンが世界のトップクラスであり続ける」というものの他に、「サッカーを女性の身近なスポーツとする」「世界基準の個を育成する」というものがありますが、このシンポジウムも、女子サッカーの裾野を広げようとする試みの一つなのでしょうね。リオ五輪アジア最終予選の最中に開催されるこのシンポジウム、JFA女子委員長の野田朱美さんや、現役審判の山岸佐知子さんなどもパネリストとして登壇なさいます。
【記事】「女性が輝く社会をスポーツから考える」シンポジウム 開催のご案内(JFA)2016/02/16
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