#なでしこ応援 の礎。

これを書いているのは途中で日付変わって3月1日。リオ五輪アジア最終予選の大会初日、日本対オーストラリア戦が昨夜行われ、日本は1-3で敗れました。代表のニュースを整理し始める前に、サッカーキングが出してきたコラム群に取り組むことにしました。女子サッカーの応援の気持ちの足元を確かめるために。このコラムは、先日、当方が記事と動画に感動して気合い入れてエントリーした()totoの企画との連動のようです。カテゴリーはコラムの中の「サッカーキング放談」に置かれています。

【記事】女子サッカーは日本の文化となったのか… 3つの提言から少女たちの未来を問う(サッカーキング・全3本)2016/02/29

http://www.soccer-king.jp/premium/article/406332.html

3つの提言の中身も、1本ずつリンクはります。

1本目は小澤一郎さん。過去にあちこちで署名入りの記事を拝見している気がしますが、探し当てられず。主な活動はYahoo!の個人ブログで展開されているようです。小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」というメルマガもすでに終了しているようですが、バックナンバーが購入できます。文中、JFAが展開している「なでしこvision」のことやJFAアカデミーのことを採り上げ、目指す地点と現在の状況の隔たりについて書かれています。

【記事】[PR]競技人口増加と育成整備が最重要課題…日本サッカー界は必然的な“第二の澤”育成を(サッカーキング)2016/02/29

http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/406275.html

2本目は宇都宮徹壱さん。写真家で、同時にサッカージャーナリストでもあり、「国内外で『文化としてのフットボール』をカメラで切り取る活動を展開中」とのこと。その結実とも言える有料メルマガ「徹マガ」は今年の6月で終了するとのことですが、その後も、個人で配信を通じた活動は続けられるご様子。文中の、文化の担い手となるのは庶民である、という考えに賛同します。選手はもう十分自分たちの役割を頑張っている。女子サッカーの地盤を、ほんの少しずつでもより多くの普通の人が日常的に支えていくような回路がもっともっと増えていけばいいなと思います。

【記事】[PR]文化の担い手となるべきは選手でなく庶民、なでしこたちが紡いだ想いを今こそ文化に(サッカーキング)2016/02/29

http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/406274.html

3本目は江橋よしのりさん。このお三方の中では唯一女子サッカーを専門とすると言っていい文筆家さん。節目節目では必ずコラムを拝見します。FIFAのバロンドールを決める投票者として、日本のメディアで唯一選ばれている方でもあります。文中、女子サッカーの長所の一つである「分かち合う心」に注目されていますが、この心は、ひいてはスポーツにおいては戦う相手も仲間なのであるという、相手に共感・共生していくする力なのだと思います。また、サポーターの間でもこの「分かち合う心」が幸福に機能している場面が多いと感じます。選手もサポーターも時代が進めば入れ替わるかもしれない。でもその部分だけは継承されていくような気がします。継承してほしい。

【記事】[PR]女子サッカーが温め続けた文化の種、“分かち合う”心の育成が大輪の花を咲かす(サッカーキング)2016/02/29

http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/406278.html

各々のコラムの最後には、totoの記事のところに入っていた、宮間あや選手とJFAアカデミー堺の子どもたちが出演している動画が置かれています。JFAアカデミーの子どもたちもきっと昨日の予選を観ていたでしょう。予選はまだ始まったばかり。今が踏ん張りどきかと思います。この期間中に、今のメンバーでしか作り上げられないなでしこらしいプレーが観られることを、期待を込めて、見守っています。、



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