第37回皇后杯準々決勝、澤穂希選手関連。
ひと月ぶりに皇后杯、再開しました。今季のなでしこリーグ1部のチームが出揃った8強から、準々決勝で4強に絞られました。記事、たくさん出ていますが、各試合については、どんなふうに扱うか少し考えがまとまらないので、先に皇后杯関連の記事のほとんどを占めている澤穂希選手に関する長めの記事を、いくつかピックアップしてみたいと思います。
澤選手が「客席との距離が近いし、自分の中では特別な場所です」と仰る味の素フィールド西が丘(通称・西が丘)で、皇后杯の準々決勝では異例という3666人の観客を集めて行われたINAC神戸レオネッサとASエルフェン埼玉の試合。澤選手は、佐々木則夫監督が「今季一番」と評する、またこの日1得点目を決めた近賀ゆかり選手が「澤さん何人いるの」という、澤選手が絶好調のときによく目にしていた、ピンチの芽を潰す際にも攻撃の起点の際にも現れる、いわゆるあっちにもこっちにも澤さん状態のプレーで、観客を魅了したようです。
澤さんママとして知られる満壽子(まいこさんとお読みするんですね)さんも観戦なさったとのこと。また、次戦がベガルタ仙台レディースとの対戦と決まり、仙台で運営・広報部長を務めるご主人との対決ということでも話題になっています。
【記事】澤、まだ終わらない!INAC快勝で準決勝は“夫婦対決”/皇后杯(サンスポ・全3ページ)2015/12/20
http://www.sanspo.com/soccer/news/20151220/scd15122005040003-n1.html
【記事】澤、超満員ファン前に縦横無尽「ひたむきさ出せた」(日刊スポーツ)2015/12/20
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1581492.html
【記事】【皇后杯】澤、有終Vへ「M2」23日VS夫、準決は仙台(スポーツ報知)2015/12/20
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20151219-OHT1T50212.html
【記事】これぞ澤!誰より激しく強く4強貢献…大団円まであと2勝(スポニチ)2015/12/20
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/20/kiji/K20151220011715800.html
【記事】澤選手、引退表明後の初試合…3600人が声援(読売新聞)2015/12/19
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/nadeshiko/20151219-OYT1T50113.html
【記事】皇后杯全日本女子選手権 澤「いつも通り」縦横無尽 引退発表「一日でも長く試合を」 チーム一丸、4強(毎日新聞)2015/12/20
http://mainichi.jp/articles/20151220/ddm/035/050/075000c
対戦相手としては、決勝で当たる可能性のある皇后杯前回覇者の日テレ・ベレーザの岩清水梓選手が「悪役上等!」と待ち構えるコメントも。もちろん、INACが仙台に勝って、日テレが新潟に勝てばの話です。さすがに4強、しかも一発勝負ともなると、行方は分かりません。
【記事】岩清水、不敵に笑う=サッカー皇后杯(時事ドットコム)2015/12/19
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date2&k=2015121900216
また、日本の女子では初の大規模な引退試合が、まだ先のことですが、組まれる可能性が出てきました。メンバーについては、ワールドワイドにお誘いする、チャリティーマッチにするといった計画も。あ、そういえば、東京オリンピック招致にアンバサダーとして活躍なさっていた澤さん、東京に招致できたら、銀座のホコ天でサッカーしちゃいますって公約出していらっしゃいましたが、あれは実現するんだろうか(笑)。そしたら、そのときにも澤さんのサッカーをする姿が拝見できるはず~。
【記事】澤また見られる!引退試合、各国代表呼んで来夏にも(日刊スポーツ)2015/12/20
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1581489.html
皇后杯の最中でこれだけ記事が出るのも異例、澤さん効果は絶大ですね。やっぱり、これまで長いこと、女子サッカーに興味のない人にも通じる女子サッカーの話題と言ったら、澤穂希選手、もしくは澤さんのいるなでしこジャパンだったのだなぁと。そういう側面を背負ってくれる選手も必要になるのでしょうね。川澄奈穂美選手のようにオープンで、人を楽しくさせてくれるサービス精神が旺盛な選手もいますし、宮間あや選手のいつも充実した内容の言葉は、澤さんとは別の新しい面で女子サッカーを支えてくれていると思いますし、他にもブログやSNSを自然体で使いこなしている選手もたくさんいらっしゃいますので、今後の展開に期待。いずれにせよ、女子サッカーの記事が豊富に出るのは、楽しいことです!
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